雨のマルシェはどうする? 当日の判断・雨対策グッズ・心の準備まで

雨でも出る?やめる? 雨のマルシェ 判断と対策 当日編

― 「中止になるの?」「出た方がいい?」に答えます ―


出店の朝、雨が降っていると真っ先に頭をよぎること。

「これって中止になるの?」 「出た方がいいのかな、やめた方がいいのかな」 「準備してきたのに……」

この記事では、雨のマルシェについて「判断の仕方」「事前の備え」「当日の心がけ」を、実際の経験をもとにまとめます。

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります


まず確認:雨でも開催されるのか、中止になるのか

判断するのは主催者。出店者が勝手に決めない

「雨だから行かない」は、基本的にNGです。

マルシェの開催・中止を判断するのは主催者です。出店者が独自に「雨だから欠席」を決めると、主催者や他の出店者に迷惑をかけることになります。

雨のマルシェがどうなるかは、マルシェによって方針がまったく違います。屋外でも「小雨程度では開催する」というところが多く、よほどの悪天候でなければ中止にならないケースも珍しくありません。

屋外開催の場合は、雨の場合の対応を事前に確認しておきましょう。

ぐらが出店してきたマルシェも、開催・中止の判断はそれぞれで異なりました。「このマルシェはどんな方針か」を事前に把握しておくことが大切です。

中止・延期・規模縮小のパターン

内容
当日中止開催前日または当日朝に連絡が来る 
延期別日程に変更(屋内に変更になる場合も)
※このパターンはかなり少ない印象
規模縮小一部エリアのみ開催、時間短縮など
予定通り開催小雨程度では開催するケースが多い

連絡が来るタイミングは主催者によって違います。数日前に来ることもあれば、当日朝に来ることも。出発前に必ず確認できる状態にしておきましょう。

開催かどうか確認したいとき

当日の朝になっても連絡がない場合、主催者に連絡を入れるのは問題ありません。ただし「開催しますか?」よりも「お天気が心配なのですが、開催の予定でしょうか」くらいの聞き方が丁寧です。主催者も当日は忙しいので、LINEなど返信しやすい手段で短く送るのがおすすめです。


雨の日に備える:出店前にやっておくこと

前日・当日朝の天気チェック

天気予報は、降水確率だけでなく風の強さも確認するようにしています。

雨よりも風のほうがテントに影響が大きいことがあります。「小雨だけど強風」という日は、テントのおもりの状態や設営の判断をより慎重にする必要があります。

複数の天気予報アプリを使って確認するのもおすすめです。アプリによって予報が違うことがあるので、複数を参考にしながら判断します。

商品・什器への雨対策

食品・焼菓子系は、雨の日の商品管理が特に重要です。

商品の保護

  • 個包装の商品はビニール袋でまとめて保護する
  • トレイやかごにビニールをかけておく
  • 陳列は必要最低限にして、補充しながら並べる

什器・ディスプレイの保護

  • 木製什器はとくに水濡れに注意
  • A型看板や紙のPOPは濡れやすいので予備を用意するか防水加工を
  • テントの中に設置する

自分自身の装備

雨の中の出店は、想像以上に濡れます。

ぐらはレインウェアを常備

当日の朝に「今日は雨かも」と判断したらすぐ使えるよう、出店用の荷物にセットで入れておくようにしています。上下セパレートのタイプが動きやすくておすすめです。

  • レインウェア(上下セパレート)
  • 防水の靴または長靴
  • 替えのタオル

設営・撤収時は、傘では対応しきれません。雨の日のレインウェアは必需品です。

自分が濡れて体調を崩すと次回の出店にも影響します。商品だけでなく、自分の装備も忘れずに。

雨の日は「持ち込む量を減らす」

雨の日に意識しているのが、最小限の什器・装備で挑むことです。

「なくても済むものは搬入しない」という判断を、天気を見ながらするようにしています。雨の日に什器を多く出すほど、管理と撤収の手間が増えます。木製什器やディスプレイ小物など、濡れると手間がかかるものは思い切って置いていく。その分、セットアップも撤収もスムーズになります。

「雨の日はシンプルに」が、雨対策のひとつです。


あると助かる雨対策グッズ

テントのサイドシート

テントはあっても、横からの吹き込みには対応できていないことが多いです。サイドシートがあるだけで、商品・什器・自分自身への雨の吹き込みをかなり防げます。

テントを購入するときにセットで用意しておくか、後から買い足しておくと安心です。

防水テーブルクロス・レジャーシート

布製のテーブルクロスは濡れると乾きにくく、商品にも影響が出やすいです。雨の日用に防水素材のテーブルクロスやレジャーシートを一枚用意しておくと便利です。

ビニール袋・ジッパーバッグ・ゴミ袋

什器の保護、荷物のまとめ、商品の臨時包装など、あらゆる場面で使えます。大・中・小それぞれのサイズを多めに持っておくと安心です。

撤収用の大きめ防水バッグ・ブルーシート

撤収時は荷物が雨に濡れやすい場面です。大きめの防水バッグやブルーシートがあると、濡れたままの什器やテントを包んで車に積むときに助かります。


雨の当日:ブース運営で意識すること

お客様が少ないことは想定しておく

雨の日はお客様の数が減ります。これは正直なところ、売上への影響が大きいです。

「せっかく準備したのに」という気持ちは出てきますが、雨の日の来客数は自分では変えられません。その日は「売上より経験を積む日」と割り切ることも必要です。出店料や商品ロスを考えると、判断が難しい日もあります。

雨の中来てくれたお客様は大切に

一方で、雨の中わざわざ来てくれるお客様は、そのお店を目的に来てくれる方が多いです。

SNSで出店告知をしていると、「投稿見て来ました」と雨の中足を運んでくれるお客様がいます。こういう方はリピーターさんであることも多い。人が少ない分、ブースでゆっくりお話しできる時間があって、普段よりも丁寧なやりとりができることがあります。

そして意外と大きいのが、出店者同士のつながりです。お客様が少ない時間帯、隣のブースの出店者と話す時間が自然と生まれます。晴れの日は各自忙しくてなかなか話せないのに、雨の日だからこそゆっくり話せて、そこから仲良くなった出店者仲間がいます。雨の日の出店が、思わぬつながりのきっかけになることもあります。

撤収・片付けの注意点

撤収時は焦りやすい場面です。雨の中での作業はとくに手順を決めておくとスムーズです。

まず意識しているのは「商品を先に、テントを最後に」という順番です。テントは畳むまで屋根の役割を果たしてくれるので、その間に商品・什器・小物を車や袋にしまってしまいます。風の強い日はテントを先に片付ける場合もありますが、雨の日にそうしてしまうと、その後の作業がすべて雨ざらしになってしまいます。

濡れたものはそのまま袋や車のトランクに押し込まずに、車内にブルーシートを敷いておいて、軽くタオルなどで拭いてから積むと濡れにくいです。

帰宅後は、以下のことをやっておくと次回の出店に影響が出にくいです。

  • 濡れたテントはその日のうちに広げて乾かす(カビ防止)
  • 木製什器は水気をしっかり拭いて乾かしてから保管する
  • 次回のために、何が雨対策として足りなかったかメモしておく

特に濡れたまま畳んだテントはカビが発生しやすいので、帰宅後すぐに広げて乾燥させることが大切です。


雨の日の出店、どう向き合うか

正直に言うと、雨の日の出店は「出てよかった日」も「出ない方がよかったかな」と感じる日も、両方あります。

出店料を払って、商品を準備して、雨の中設営して、お客様が少なくて…という日は、さすがに消耗します。

でも一方で、近くの出店者とゆっくり話せて、出店以外でも定期的に会うようになるほど仲良くなれた方もいます。晴れの日は各自忙しくて話す機会がないのに、雨の日だからこそできた会話があって、そこからつながった出店者仲間がいます。

「雨の日は出ない方がいい」とも「出るべき」とも、一概には言えません。

ただ、経験を積むほど「自分はどういう状況なら出る・出ない」という基準が少しずつできてきます。主催者の方針、会場の環境、その日の商品の状態、自分の体調……それらを組み合わせて判断できるようになるのは、出店を続けた先にある話です。

最初のうちは「主催者の判断に従う」でじゅうぶんです。それだけで迷いはずいぶん減ります。


まとめ:雨対策チェックリスト

【前日】
□ 天気予報を確認(降水確率・風の強さ)
□ テントのサイドシート・おもりの確認
□ 商品の個包装・防水対策の準備
□ レインウェア・替えタオルの用意
□ ビニール袋・ゴミ袋を多めに準備

【当日朝】
□ 最新の天気予報を再確認
□ 主催者からの連絡を確認(中止・変更がないか)
□ 什器・POPの防水対策を確認
□ 撤収時のブルーシート・タオルや雑巾を積む

【心構え】
□ 来客数が少なくても焦らない
□ 来てくれたお客様を大切にする
□ 撤収後はテントをしっかり乾かす

テントの選び方はこちらの記事でまとめています。 当日の朝のルーティンはこちらのチェックリスト記事もあわせてどうぞ。