「マルシェに出店してみたいけど、まず何を揃えたらいいんだろう?」
屋外イベントの出店で、必要になってくる大物アイテムが「テント・おもり・テーブル」の3つ。
お店の土台となる部分。買ってみたけどなんか違ったかも.. なんていうことにできるだけならないようにしたいもの。焼菓子店を営みながらマルシェに出店しているぐらが、初めての方にも分かりやすく、選ぶポイントや実際の体験談を交えてお話しします。
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テント|サイズ・色・耐久性をチェック
屋外出店ではテント(タープ)は必須アイテム。
強い日差しや突然の雨から商品を守るだけでなく、あなた自身やお客様の居心地も大きく左右します。
選ぶときのポイント
- ✅ よく使われるのは2.5m角〜3m角。マルシェの出店区画に合わせてサイズを確認しましょう。
- ✅ ワンタッチ式(ワンタッチタープ)or 組み立て式
- ✅ 色は、商品の見え方やお店の印象にも影響します。
→ ベージュ系やライトグレー系は、商品が明るく見えます。逆に遮光タイプやダークブルーやグリーン系は少し暗くなります。実際にマルシェの会場に行って見てみるとわかりやすいです!自分の商品の見え方やブランドイメージにあった色を選ぶのがオススメです。
ぐらの場合、1人でも扱いやすいようワンタッチ式の小さめな2m角の軽いベージュ系のテントを使用しています。サイズは小さいので今のところ、どの会場でも対応出来ています。少し工夫をすれば、1人で準備、撤収も可能です。軽さは、持ち運びにはいいのですがその分骨組みが弱いのが難点。少し前、撤収時に1箇所折れてしまいました。そろそろ買い替えも検討していかなければなりません.. 。
せっかくなのでこれを機に一般的なタープの特徴についてまとめていきます ↓↓
ワンタッチ式と組み立て式を比較!
タープの種類について
マルシェやイベント出店でよく使われるのは、
- フレームを広げるだけで設営できる ワンタッチ式(ワンタッチタープ)
- ポールやパーツを組んで作る 組み立て式タープ
の大きく2つ。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、あなたの出店スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。それでは、それぞれの特徴を見ていきましょう!
設営・撤収のしやすさ
✅ ワンタッチ式
フレームとシートが一体型になっていて、広げるだけなので、とにかく簡単。
力のいらないモデルも多く、1人で出店する場合は圧倒的にこれがラク。
✅ 組み立て式
ポールやジョイントを順番に組んで立ち上げるタイプ。
慣れないうちは時間もかかります。
強度・耐久性
✅ ワンタッチ式
フレームが一体化しているのでガタつきが少なく安定感があります。
ただし壊れたときに部分交換が難しく、すべて買い替えになることも。
✅ 組み立て式
シンプルな構造で、部品単位で交換できるものも多いので長く使いやすい。
パーツ紛失には注意。しっかり組み立てて固定すれば耐久性も高い。
ちなみに…
- スチール製はアルミ製より強度・耐久性が高いが、重くなる
- アルミ製は軽量だが、強風や衝撃に弱い傾向がある
- よって軽量化モデルは強度が犠牲になりやすい
重さ・収納サイズ
✅ ワンタッチ式
フレームが連結している分、収納サイズはやや大きめで重さも感じやすいです。
✅ 組み立て式
細かく分解できるため軽く、コンパクトに収納可能。
車に積む荷物が多いとき、出店しない期間に家やお店に収納しておくには便利。
価格
✅ ワンタッチ式
機能性や設営の簡単さからやや高価な傾向。
✅ 組み立て式
シンプルなものは比較的安価。
まとめ|自分のスタイルに合わせて選ぼう
特徴 | ワンタッチ式 | 組み立て式 |
---|---|---|
設営回数が多い | ◎(設営が早い) | △(少し大変) |
軽さ・コンパクト重視 | △ | ◎ |
価格を抑えたい | △ | ◎ |
組み立てが苦にならない人 | ○ | ◎ |
1人出店メイン | ◎ | △ |
- 頻繁に出店する・1人で設営するならワンタッチ式
- 出店はたまにで、荷物をなるべく小さくまとめたいなら組み立て式
タープを使用したことがない人は、まずは一度ホームセンターなどで実物を見てみるのがおすすめ。
おもり|テントを飛ばさないための最重要アイテム
意外と軽視されがちなのが「おもり(ウェイト)」。
屋外出店で一番ヒヤッとするのは、風でテントが飛びそうになることです。
選ぶときのポイント
- ✅ 専用ウェイト(重り)は見た目もスッキリ。水タンクタイプや砂袋タイプもあります。
- ✅ DIYでブロックやペットボトルを使う人もいますが、強風の日は専用品のほうが安心。
- ✅ 各柱に5kgが目安。海辺などの強風になりやすい地域では各10kgで指定があったマルシェも。
どんなに天気が良くても、油断せず必ず設置することが大切です。“午後になったら急に風が出てきた” なんてことも少なくありません。けがや事故にならないよう、しっかり準備していきましょう。
ぐらが使用しているのは、専用ウェイトタイプ。水タンクのタイプは会場で水を入れたり捨てたりできるので、持ち運びには良いのですが、出店場所の近くに水道がない場合や給水にそれなりに時間とられてしまう点が気になり、専用ウェイトタイプに決めました。
テーブル|高さと広さ、軽さのバランスが大事
テーブルも、屋外出店で欠かせない道具です。
商品を見やすく並べるための「舞台」なので、高さや広さはとても重要。
選ぶときのポイント
- ✅ 商品を見やすいのは、高さ70〜90cm程度のテーブルやカウンター。
- ✅ 折りたたみ式なら搬入がスムーズで組み立ても簡単な物が多い。
- ✅サイズはタープや什器とのバランスをみながら。ひとつにこだわらず小さめの物を2〜3台を組み合わせて設置するのもおすすめ。
- ✅ 耐荷重も要チェック。什器を乗せると結構重くなることがあります。
- ✅ 奥行きがあると什器や商品は並べやすくなるが、お客様との距離が遠く感じることも。
ぐらは、出店をはじめた頃に折りたたみ式の軽いテーブルを買いました。サイズは120×80cm高さ70cm。搬入や組み立てはとても楽な反面ちょっとぐらつきが気になります。そこで今は新たに木製のカウンタータイプの物を購入、機能やサイズ面には満足してますが重たい.. 搬入条件や会場によって使い分けています。
まとめ
テント・おもり・テーブル、この3つが揃えば屋外マルシェの土台はひとまずOK。
土台が出来上あれば、クロスや看板などのディスプレイの準備により力が入ります。
※主催者側でテント・テーブルの貸出がある場合もあるので、よく確認してみてくださいね
出店準備、楽しんで行きましょう🍀