マルシェやイベントに初めて出店するとき、一番ドキドキするのがお会計。
「お釣りはどのくらい用意すればいい?」「お金ってどうやり取りしたらいい?」
そんな不安を少しでも減らせるよう、私が実際に用意してよかったアイテムや工夫をまとめました。
ここでは、初心者さんでも安心して準備できるように、
基本のアイテムをひとつずつ解説していきます。
お釣り
お釣りをいくら用意するか?って結構気になりますよね。最近は、両替が有料になってきているので、少しづつ用意していくのもひとつです。
“お釣り、どの金種をどれくらい必要か” は、 商品の価格のつけ方によっても変わってきます。
例えば、商品の価格を “¥300-” “¥500-” など、100円単位ですべて設定したら10円玉や50円玉を用意する必要はなくなるので、お会計や準備が少し楽になります。
○ぐらのおつり準備
基本の内訳はこんな感じ。(¥240〜560位の価格帯の商品が中心)
- 10円玉:30枚
- 50円玉:10枚
- 100円玉:30枚
- 500円玉:10枚
- 1000円札:10〜20枚
- 5000円札:2〜5枚
販売したい量やその時に販売する商品の価格をみながら、+αで持っていったりします。
商品価格や売れ行きによっても変わってくるので、あくまでも参考程度に..
最近はキャッシュレス決済が進んで、現金をあまり持ち歩かない人も増えてきました。細かいお金を持たない方もいるのですこし余裕をもって用意しておくのがおすすめです。
マルシェによって客層や単価も変わるので、慣れてきたら少しずつ調整していきましょう。
キャッシュボックス(釣銭箱)
次に用意したいのがキャッシュボックス。
単にお金を入れるだけならポーチや缶でもOKですが、
- 小銭が取りやすい
- 金種ごとにきれいに分けられる
- パッと閉めて持ち運べる
この3つを満たしているキャッシュボックスはやはり便利です。
おつりの受け渡し間違いを防ぐためにも、金種ごとに分けられるケースがおすすめ
はじめは、100均のコインケースでもOK。
キャッシュボックスはお札も入れられて、鍵もかけられるのでひとつ持っておくと便利です。
キャッシュトレイ
お客様とのお金の受け渡しに使用するキャッシュトレイ(コイントレイ)。
なくても大丈夫ですが、やはりあると便利。屋外出店の時は風で飛ばされそうになることもよくあるので、ペーパーウェイトのようなものも一緒に用意しておくと◎
これがあるだけで見た目も整い、やりとりもスマートに。ちょっとしたお店感が出るのでおすすめです。
レジやキャッシュレス決済
レジ
レジが必要な場合は、無料のレジアプリがおすすめ。販売データも残るので、便利です。
ぐらは、Airレジを愛用中です。
電卓
はじめての出店や販売する商品次第では電卓のみ充分な場合も。レジアプリはWi-Fiやバッテリーの状況によって使えなくなってしまう場合もあるので、電卓は常備しておきましょう!
キャッシュレス決済
キャッシュレス決済は、マルシェに定期的に出店するようになったら検討するのがおすすめ。慣れないはじめての出店では、現金のみで大丈夫。

出店をはじめた頃は、キャッシュレス決済を導入していなかったので、現金を持っていないお客さまがいらして、ご購入いただけなかった経験もありました。はじめから必ずしも用意する必要はないと考えていますが、Paypay、Airpay、Squareなどのキャッシュレス決済は、現金のやりとりがない分お会計もスムーズでお客さまとの会話が弾んだり、お会計の待ち時間短縮にもつながります。利用条件があったりするので、少しづつ検討していきましょう!
領収書や売上メモ
領収書
多くはありませんが領収書を求められることがあります。100円ショップや文具売り場に売っている手書きの複写式の領収書を用意しておくと便利です。
売上メモ
イベントごとに何がどのくらい売れたかを簡単にメモしておくと、次回の参考になります。
ぐらは、販売商品をリスト化しておき、レジのデータとともにマルシェ終了後は販売数を必ずチェックしています。小さなメモ帳とペンを持っておくと何かと便利です。
さいごに
お会計はお客さまとのやり取りでやることが多くなる場面。
最初は焦ったりするかもしれませんが、落ち着いてひとつひとつ進めれば大丈夫。
お釣りが足りなくならないよう、しっかり準備しておくだけで安心感が全然違います。
脳内でシュミレーションしてみたり、実際に練習しておくのもおすすめです☺