=声かけのコツ=
マルシェに出店するとき、商品を並べたあとに悩むのが「お客さんへの声掛け」。
「いらっしゃいませ」と言うと少し堅苦しいし、話しかけすぎても売り込みっぽくなる…。
でも、マルシェでの接客はもっと気軽で大丈夫。
この記事では、ジャンルを問わず使えるフレーズをまとめてみました。
最初のひと声は「日常会話」でOK

マルシェは“市場”のようなにぎやかな場。かしこまった挨拶よりも気軽な一言がなじみます。
✅ 使えるフレーズ
- 「こんにちは!」
- 「今日は暑いですね」
- 「お散歩日和ですね」
普段のあいさつやちょっとした日常会話から入ると、お客さんからも自然に言葉がかえってきます。
商品に興味を持ってくれたとき
お客さんが立ち止まったり、商品を手に取ってくれたら「ひとこと+特徴」で紹介。
✅ 使えるフレーズ
- 「こちらは○○の素材を使っているんです」
- 「季節限定で作っているんですよ」
- 「贈り物にもよく選んでいただいてます」
- 「手に取って見てみてくださいね」
- 「気になる色(味)はありますか?」
まずは長々と説明せず、“雑談感覚”で伝えるのがポイントです。
迷っている様子のお客さんに
お客さんが「どれにしようかな」と迷っているときは、背中を押す+安心を与える一言が効果的。
✅ 使えるフレーズ
- 「こちらは初めての方によく選んでいただいてます」
- 「一番人気の商品なんですよ」
- 「どれも少しずつ雰囲気が違うので、迷う方多いんですよ」
- 「他を見てきてからでも大丈夫なので、気になったらまたきてくださいね」
- 「じっくり選んでいただければ嬉しいです」
「押しすぎない」のがマルシェ接客のコツです。
会話を終えるとき

お買い上げいただいた後も、購入に至らなかった場合も、最後のひと声が印象を残します。
✅ 使えるフレーズ
- 「ありがとうございました!」
- 「またぜひ覗いてくださいね」
- 「次回は新しいアイテムも持ってきます」
“また会いたい” 気持ちを残すことで、リピーターにつながります。
まとめ
マルシェ接客の声掛けは、「挨拶 → 興味へのひとこと → 迷ったときの安心フレーズ → しめの言葉」 の流れを意識するだけでぐっと楽になります。
特別な接客スキルはいりません。
「こんにちは」「今日はいい天気ですね」から始まる会話が、マルシェらしい温かさにつながります。
マルシェのお客さまは、積極的に会話を楽しみたい人も多いので自然に会話が弾むことも少なくありません。
マルシェの接客は“おしゃべりの延長”くらいの気持ちで、自然体で楽しんでみてください。