はじめてのイベント出店、どこからどう動けばいいのか迷いますよね。
ぐら自身、出店しはじめた頃は「このマルシェの出店、決めて大丈夫?」「主催者さんとのやりとりってどんな感じ?」と、わからないことだらけでした。
この記事では、そんな「出店するかどうかを決めるまでの気持ちの整理」から、「実際の申し込み手続き」「主催者さんとのやりとり」まで、実体験をまじえてお話ししていきます。
これから出店してみようかな?と考えている方の、ひとつの参考になればうれしいです。
出てみたいマルシェの見つけ方
「マルシェに出てみたいな」と思っても、実際どこで開催されているのか、どうやって探したらいいのかって、意外とわかりにくいもの。ここでは、マルシェの探し方や「これ出てみたい!」と思えるイベントの見つけ方を紹介していきます。
SNSは情報の宝庫!まずは検索&フォローから
最近は、マルシェの情報がSNSで発信されることがとても多いです。
Instagramなら、「#マルシェ」「#(地域名)マルシェ」「#ハンドメイドイベント」などで検索してみると、開催情報や出店レポートがたくさん出てきます。
気になるイベントがあったら、公式アカウントをフォローしておくのが◎。ストーリーズや投稿で出店募集のお知らせが流れてくることもあります。
実際に行ったイベントや、憧れの作家さんの投稿もヒントに
自分がお客さんとして足を運んだマルシェを思い出してみるのもおすすめです。「あの雰囲気、好きだったな」「あそこで売ってたあの感じ、自分のお菓子とも合いそうかも」など、印象に残っているイベントがあれば、まずはそこから。
また、好きな作家さんや近いジャンルの出店者さんがどんなマルシェに出ているのかを見るのもヒントになります。SNSの投稿やタグ付けからイベント名を探して、開催頻度や主催者をチェックしてみましょう。
SNS以外にも
SNS以外の方法でもマルシェ情報をキャッチできます◎
たとえば、地域のイベント情報サイトや市区町村の広報誌・ホームページには、地元で開催されるイベント情報がまとめられていることがあります。募集要項がしっかり書かれていたりすることもあって、安心材料にもなります。
また、「〇〇さんが出てたマルシェ、楽しそうだったな」と思ったら、思いきって本人に聞いてみるのもアリ。出店している友人や知人のつながりから紹介してもらえるケースもあって、そういうご縁から良いご縁につながることもありますよ◎
「なんかいいかも」の気持ちも大切に
はじめての出店だと、「本当にここでいいのかな?」と迷うこともあると思います。でも、なんとなく惹かれるイベントや、主催者の発信に共感できるところは、きっとあなたに合っている証拠。
気になるイベントは迷わずメモして、出店募集のタイミングに備えておきましょう◎
出店を決める前にチェックしていること(ぐらの場合)
「出てみたい!」と思えるマルシェに出会ったり、お誘いをいただいても、まずは落ち着いて、いくつかのポイントをチェックしてから決めるようにしています。
特に一人で出店していると、無理のない範囲で参加できることが大事。実際にぐらが注意して見ているのは、こんな点です ↓↓↓
開催場所とアクセス
なるべく地元中心で、無理なく行ける距離かどうか。荷物も多いので、基本は車移動🚗自身の運転で移動が可能な範囲かどうか、車で行けても搬入が大変そうな会場は慎重に考えます。
開催時間と季節
イベントの開催時間が長すぎると、体力的にきつくなることも。特に暑い時期は、朝から夕方まで屋外にいるだけでもかなり大変です。気温は、商品への影響もあり対策が必要な場合も。相性は要チェックです。
屋内か屋外か
設営のしやすさや客足にも影響するポイントです。屋外イベントは開放感があるぶん、天候の影響を受けやすく、風や日差しへの備えも必要になります。賞味期限の短い商品を販売する場合、雨により中止になることもある程度想定しておくと安心です。一方、屋内イベントは天候の心配が少ないぶん、スペースや雰囲気に独特の空気感が。相乗効果が得られる場合もありますし、その逆もあります。
雨天時の対応
「雨でも開催?中止?小雨決行?」「いつまでに開催 or 中止の連絡がもらえる?」など、天候による判断基準は事前に必ずチェックしています。曖昧になっている場合もときどきあるので、不安があれば主催者に確認してます。
出店料とイベントの雰囲気
出店料が予算内かどうかはもちろんですが、「どんなお客さんが来る?」「どんな出店者さんがいる?」という雰囲気も大切にしています。売上だけでなく、つながりができたり、お店を知ってもらえる機会になるかどうか、全体の空気感をイメージして判断することが多いです。最終的にイベントの雰囲気は実際出店してみないとわからないので、あくまでも「予測を立てて判断している」という感じです。
ぐらがマルシェ出店をはじめた頃は、誘われたイベントは基本断らないというスタンスでやっていた時期もありましたが、今はこんなことを基準に無理のない出店をするようにしています。
申し込み方法と、提出書類について
出店を決めたら、いよいよ申し込みへ。
マルシェによって申し込み方法はさまざまですが、最近はGoogleフォームやメールで送られてくるPDFに入力して提出することが多いです。
申し込み時には、以下のような内容の記入や提出が求められることがあります
- 出店者名(屋号)
- 代表者名・連絡先
- 出店内容(販売品やサービスの概要)
- 営業許可証や製造業許可証(食品の場合)
- SNSアカウントのURL
- SNS用プロフィール文
- 商品写真
食品や飲食を扱う場合、許可証の提出が必須。スマホで撮影した画像でもOKなことも多いですが、出店のたびに書類を用意するのが面倒にならないよう、許可証や商品写真、出店用プロフィール文などは、PCとスマホにまとめて保存しています◎
主催者とのやりとり
申し込みを含め、出店当日まで、主催者さんとのやりとりをします。
確認メールが届いたり、必要な追加情報を求められたり。イベント全体の空気感がなんとなく伝わってくることもあります。
出店が確定し出店当日が近づいてくると、詳細(設営時間や場所、電源の有無、搬入経路など)についての案内が送られてきます。1回のやりとりで全情報がまとまって届くこともあれば、直前まで小出しで届くこともありました。
イベントによっては、出店者同士のグループチャットが作られることもあります。少し不安だったり気が進まない場合もあるかもしれませんが、情報共有や雰囲気の把握にはとても助かります。
不明点や不安なことがあったときは、遠慮せずに主催者さんに聞くのが◎。
「こんなこと聞いていいのかな?」と思っても、当日バタバタするよりずっと安心ですし、丁寧に答えてくださる方が多い印象です。
補足:実際のやりとりはイベントによってさまざま
出店が決まったあとの連絡方法や必要書類は、本当にイベントによってさまざまです。
例えば:
- ゆるっとしたマルシェでは、InstagramのDMだけで完結
- きっちりしたイベントでは、誓約書の提出を求められたり、出店概要・規約・搬入マニュアルなどをPDFで送ってくれることも
このへんのばらつきはわりと“普通”です。心配な事や出店するにあたって情報が足りないと思ったら、主催者に問い合わせてみましょう。
さいごに|出店の「申し込み」は、最初の一歩
出店の申し込みって、ちょっと緊張するし、考えることも多いけれど ―
それでも「やってみたい」と思った気持ちに向かって、動くことができた証拠だと思います。
申し込みをしたら、あとは出店当日に向けて商品と販売の準備!
実際はやってみないと分からないことばかりですが、少しでも参考になりますように🍀