マルシェ出店の初期費用、いくらかかる? 費用の内訳と節約のコツ

準備編

― 実際にかかった金額をそのまま公開します ―


「マルシェに出てみたいけど、最初にどれくらいお金がかかるんだろう」

出店を考えはじめたとき、そこで止まってしまう人も少なくないと思います。 テントや什器を揃えて、出店料を払って…。全部合わせるといったいいくらになるのか、事前にイメージしにくいですよね。

この記事では、実際にかかった金額を公開しながら、マルシェ出店の初期費用の全体像をまとめます。

この記事でわかること

  • 出店料の相場(規模別)
  • 道具代の内訳と、実際にかかった金額
  • 節約できるポイントと、買って後悔しないためのコツ

結論から言うと、最低限の道具を揃えるだけなら3〜4万円前後で始められます。ただし「何を揃えるか」によって大きく変わるので、内訳を一緒に見ていきましょう。


マルシェ出店にかかる費用は、大きく2種類

まず全体像を整理します。マルシェ出店にかかるお金は、大きく分けて2種類です。

  • 出店料:マルシェに参加するたびにかかる費用
  • 道具代:テントや什器など、最初に揃えるための費用

出店料は毎回かかりますが、道具は一度揃えてしまえば使い回せます。 つまり、初期費用のほとんどは道具代です。

注※ 今回は、販売する商品についての費用はお店によって大きく異なる為、入れていません。


出店料の相場

出店料はマルシェの規模や主催者によって異なります。

規模感出店料の目安
小規模(地域の朝市・公園マルシェなど)0〜3,000円
中規模(定期開催・テーマ型マルシェ)3,000〜4,000円
大規模・有名マルシェ10,000円以上のケースも

ぐらがこれまで出店してきたマルシェは、3,000円前後が多めです。最安値は0円(無料の出店)、最高値は4,000円ほど。「売上の10%」という形式のマルシェもありました。

大規模なマルシェや、ブランドイメージを大切にしているマルシェは、出店料が高くなる傾向があります。また、審査があるものも。「マルシェのコンセプトに合っているか」「活動実績があるか」などを見られることがあるので、最初のうちは参加しやすい小〜中規模のマルシェからスタートするのがおすすめです。


道具代の内訳と実際にかかった金額

ここからが本題です。ぐらが実際に揃えたものと、かかった金額を公開します。

必須アイテムの費用一覧

アイテム実績備考
テント約12,000円ワンタッチ式・2×2m
おもり(テント固定用)約5,000円屋外出店では必須
テーブル約6,000円折りたたみ式
テーブルクロス約4,000円(2枚)荷物隠しにも活用
什器・ディスプレイほぼ0円家にあった古材・かごを活用
小物類(かご・トレイ・プライスカードなど)〜8,000円主に100円ショップで
A型看板(黒板)約3,500円
合計約38,500円

什器・ディスプレイは家にあるものを活用すれば、出費を抑えることができます。

 屋内出店の場合、テントは必要ない場合がほとんどです。又、マルシェによってはテントやテーブルをレンタルすることが可能な場合もあります。


ケース別:いくらあれば出店できる?

揃え方によって初期費用は大きく変わります。3つのパターンで整理しました。

パターン費用の目安どんな人向け?
最小構成(借用・代用品活用)〜10,000円仲間と一緒に出店/屋内マルシェ中心
標準構成(必要なものを一通り)30,000〜40,000円屋外出店を単独でやりたい
しっかり構成(道具を充実させた状態)50,000円〜出店に慣れてきて、見た目も整えたい

ぐら自身の現在の道具一式は、トータルで50,000〜60,000円くらいのイメージ。、最初から一度にこの金額がかかったわけではなく、少しずつ買い足してきました。


節約できるポイントと、買って後悔しないコツ

まず借りられる環境があるなら、借りて出店してみる

私のはじめての屋外出店は、キャンプ好きの友人の力を借りました。テントとテーブルはその友人が準備をしてくれて、共同出店という形での出店となりました。はじめての屋外出店で、大きな買い物に頭を悩ませることなく、出店することができ本当に助かりました。

その出店経験の中で周りの出店者さんたちから、「どんなテントがいいか」「どこで購入したのか」などのヒントをもらいました。
どんなものが必要で何がいらないかを具体的にイメージすることができてから、購入に踏み切ることができたのはとてもよかったです。経験してから見えてくることはとても多いので、最初から張り切って全部きっちり買い揃える必要はないと、今でも思っています。借りられる環境があれば借りて出店してみる。1度目の出店は屋内出店から。そんな形がおすすめです。

100円ショップは事前にリストを作ってから行く

100円ショップは「これも使えそう」とついつい余分な物を買いがちです。実際、カゴを多めに買いすぎて、かさばって大変だった経験があります。あらかじめ必要なものをメモしてから行くのが正解です。

什器・ディスプレイは家にあるものから

新品の什器を揃えなくても、家にある木材・かご・瓶・トレイなどが意外と使えます。
マルシェで知り合ったオシャレな出店者さんに、ディスプレイに使っているトレイやカゴについて聞いてみたことがあります。かえってきた答えは「お祖父さんの物をもらった」なんてこともありました。家にあるものが意外と、いい雰囲気を出してくれるなんてこともあります。

テーブルクロスは意外と使える

荷物の目隠しになったり、雰囲気をつくったり、日除けに使ったり、クロスは地味に活躍します。テーブルに使用するものとは別に1枚は持っておくと、何かと便利です。


買い足して良かったもの

出店を重ねるうちに、買い足して良かったと感じているものがあります。それは、

店名入りの看板(ハンドメイド作家さんに依頼)

少し高額でしたが、オーダーメイドで作ってもらいました。特徴ある作りなので、お客様との会話のきっかけになることが多く、結果的に買って良かったと思っています。

のぼりや店名看板は「なくても出店できる」けれど、「あると差が出る」アイテム。高額でなくても気に入った看板がひとつあるとテンションもあがり、ブランド力もアップします。ある程度出店に慣れてきたタイミングで検討してみてください。


まとめ:まずは小さく始めて、売れたら揃えていく

費用の種類目安
出店料(1回あたり)0〜4,000円(小〜中規模)
道具代(初回・最小構成)〜10,000円
道具代(標準構成)30,000〜40,000円
道具代(充実構成)50,000円〜

初期費用を見て「思ったより高い」と感じた方もいるかもしれません。でも、道具は一度揃えれば長く使えます。最初は最小構成でスタートして、出店しながら少しずつ揃えていく。それで十分です。

「完璧に揃えてから出店する」より、「まず出てみて、足りないものを知る」ほうが、結果的に無駄な出費が減ります。


持ち物の詳細チェックリストはこちらの記事でまとめています。出店前日の荷造りのコツもあわせてどうぞ。 マルシェ当日の流れが気になる方はこちらも参考にしてみてください。

👉 出店準備についてもっと知りたい
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