PayPay導入 開業届なし・イベント出店でも審査は通る?|登録方法を解説

実店舗なし。開業届まだ。PayPay導入できる? 準備編

― 「登録できるか不安」をなくして、今日から始める ―


スマホを片手に「今日、財布持ってなかった…。」と寂しそうに諦めて帰っていったお客さん。
その背中を見送りながら、まずはPayPayを導入しよう!と決めました。

この記事では、

「PayPayを導入したいけど、自分でも登録できるか不安」

「開業届を出していないけど、申し込めるの?」

「実店舗なしのイベント出店だけでも使えるの?」

こういった疑問を解決しながら、具体的な登録手順審査通過に必要な情報を整理していきます。

「PayPayを導入すべきか迷っている」段階の方へ こちらの記事もどうぞ 👇️

※ 記事内に商品プロモーションを含む場合があります。
※ 本記事の情報はPayPay公式の仕様変更により内容が変わる場合があります。最新情報はPayPay公式サイトをご確認ください。


まず解消:PayPay導入前の不安あれこれ

PayPay、マルシェ・イベント出店者でも使える?

結論:使えます。

※ 出典:PayPay公式サイト(よくあるご質問)

PayPayの加盟店登録は、実店舗がなくてもイベント・マルシェでの対面販売を目的とした個人・事業者が申し込めます。開業届提出についての確認はありません。

ただし、審査があります。「事業の実態がある」と判断してもらえるかどうかが通過のカギになります。これについては後ほど詳しく説明します。

利用料・費用はかかる?

PayPay QRコード決済タイプ スタンダードプランの利用料は 1.98% です。
初期費用・月額固定費はかかりません

利用料(手数料)の詳しいシミュレーションはこちらの記事でまとめています。

使い方は難しい?

QRコードをブースに置くだけで使えます。
キットが届いたら、マニュアルを見ながらひと通り決済方法を試しておきましょう。

売上は、PayPay店舗用アプリやPayPay for Business(加盟店管理画面)のサイトにログインすることで確認できます。特別な機器や設定は不要です。

入金のタイミングは?

PayPayで受け取った売上は、月末締め・翌々営業日に利用料と税金が引かれた金額が指定口座へ振り込まれます(振込手数料無料)。


申し込み前に知っておきたい|審査が通りやすくなる話

販売形態の選び方

本登録では、「販売形態」を選ぶ場面があります。

ここで「通信販売」を選んでしまうと、実店舗がない場合、審査に通りにくくなることがあります。マルシェやイベント出店の場合は、「移動販売」を選びましょう。

店舗写真は何を使えばいい?

実店舗がない場合、出店時のブース写真を使います。

写真選びのポイントはこの2点です。

  • 商品が並んでいるブース全体が写っているもの
  • 出店ブースに屋号・店名が入った看板が写っているもの

「活動している実態がある」と伝わる写真であることが大切です。

事業のSNS・HPがあると心強い

必須ではありませんが、InstagramなどのSNSアカウントや販売ページのURLを記載しておくと、事業の実態が伝わりやすくなります。

「お店の存在をオンラインで確認できる」という点が、信頼性の補強になります。フォロワー数は関係ありません。活動していることが伝わればじゅうぶんです。


登録前に準備しておくもの

本登録をスムーズに進めるために、必要なものをまとめました。

準備するもの補足
スマートフォンiOS・Android どちらでも可
メールアドレス申し込み用・連絡用
本人確認書類運転免許証・マイナンバーカードなど
屋号・店名決まっていない場合は本名でも可
ブースの写真(外観と内観、合計2枚)出店時のブース・看板が写っているもの
SNSまたはネットショップのURLあれば審査に有利(必須ではない)
銀行口座情報売上の振込先
許認可証(該当者のみ)営業許可証など

登録の流れ(全体像)

STEP 1  PayPay公式サイトで仮登録(約1〜2分)
  ↓
STEP 2  本登録:必要書類のアップロード・詳細入力(約15〜30分)
  ↓
   加盟店審査(通常1週間程度)
  ↓
STEP 3  審査通過・QRコードキット受け取り・利用開始

ここからは順を追って説明していきます。

STEP 1|仮登録(約1〜2分)

👉️ PayPay公式 申し込みページにアクセス

仮登録:お申込みはこちらをクリック。

基本情報を入力します。

入力する内容はシンプルです。

  • 事業形態
  • 業種
  • 氏名・住所・電話番号
  • メールアドレス(携帯会社のメールアドレスは不可)

事業形態:個人で事業をしている場合は、個人事業主に☑️(開業届なしでも◯)

業種: 「飲食」「小売」「サービス」など複数の選択肢があります。
焼菓子・食品系であれば「飲食」、ハンドメイド・雑貨であれば「小売」を選ぶのが一般的です。

個人事業主 住所 郵便番号:事業主の自宅の郵便番号を入力します。

\仮登録はこちらをクリック!/

PayPayの公式サイトをみる ↗

※初期費用・月額費用0円、決済手数料のみ

仮登録が完了すると、案内メールが届きます。メール内のリンクから本登録に進みます。


STEP 2|書類提出・詳細入力(約15〜30分)

本登録では、詳細な情報を入力していきます。

提出する書類

① 本人確認書類
運転免許証・マイナンバーカードなどをアップロードします。
スマートフォンで撮影してそのままアップロード可能です。

② 売上金入金先の口座情報

店舗内観写真(1枚)・店舗外観写真(1枚) (各1枚、合計2枚)

  • 出店時のブースの外観。屋号が入った看板やのぼりが写っているもの。
  • 出店時のブース内に商品が並んだ写真

実店舗がない場合は、特に事業実態がわかる写真であることが重要です。

イベント出店のみ・実店舗なしの場合の記入ポイント

事業内容の説明欄に、以下を具体的に記入します。

・事業形態:『個人事業主を選択
・販売形態:『移動販売』を選択


・提供サービス 詳細:
販売実績や活動内容、出店予定のイベントや実績を具体的に書きましょう。

記入例:ハンドメイドの場合
手作りアクセサリーをイベントに出店して販売しています。
直近の出店予定
・イベント名:◯◯マルシェ
・開催場所:◯◯県◯◯市
・開催日:◯月◯日
・販売内容:ハンドメイドのアクセサリー(ピアス・イアリング・指輪等)
・SNSやHP:https://◯◯◯◯.◯◯

「信頼できるお店である」という実態を、できるだけ具体的に伝えることが審査通過の最大のポイントです。

PayPayの加盟店登録は実店舗なし、移動販売でも利用が可能。イベント出店のみという方でも申し込めます。その場合に大切なのが、事業の実態をできるだけ具体的に伝えることです。マルシェ名・開催日・販売内容を詳しく記入し、SNSのURLも記載する。「どんな活動をしているか」が審査担当者に伝わるように書くことが、審査通過のポイントになります。

入力ミスにや必要書類の不備による審査落ちは珍しくありません。
入力後、送信前にもう一度、確認するようにしましょう。

\まずは1分で仮登録/

PayPayの公式サイト

※初期費用・月額費用0円、決済手数料のみ


審査期間と結果の連絡

申し込み後、通常1週間程度で審査結果がメールで届きます。審査中に追加書類を求められる場合があるので、メールをこまめに確認しておきましょう。


STEP 3|利用開始

※ 出典:PayPay公式サイト

審査通過後、PayPayのQRコードが印刷されたキットが郵送で届きます。このQRコードをブースに置くだけで、すぐにPayPay決済を受け付けられます。

  • 初期費用:0円
  • 月額固定費:0円
  • 決済手数料:1.98%(PayPay QRコード決済タイプ)
  • 入金:月末締め・翌々営業日(振込手数料無料)

※ PayPayマイストアライトプランは月額利用料がかかります。最初はスタンダードプラン(無料)からで十分です。


PayPayを導入して変わること:メリットとデメリット

メリット

機会損失が減る 「現金がなくて買えなかった」というお客様を逃さなくなります。
PayPayの利用者数は国内で7,000万人以上(※PayPay公式より)。

釣銭・現金管理の手間が減る お釣りの用意・計算・過不足確認がなくなる分、会計がスムーズになります。混雑時の回転率アップにもつながります。

初期費用ゼロで始められる 端末不要・固定費なし。
「試してみてダメなら戻す」がしやすいのは小規模店舗にとって大きなメリットです。

非接触で衛生的 現金の受け渡しがない分、衛生面でも安心です。

デメリット・注意点

PayPay以外のキャッシュレスには対応できない クレジットカードや交通系ICには対応していません。「PayPay以外で払いたい」というお客様には対応できないことを頭に入れておきましょう。

電波が不安定な場所では使えない 山間部や電波が弱い会場では通信エラーが起きる可能性があります。

入金までタイムラグがある 売上の入金は月末締め・翌々営業日です。「今すぐ現金が必要」という状況には対応できません。


よくある質問(Q&A)

Q. 開業届を出していないと審査に通らないですか?

A. 開業届提出に関する確認項目はありません。
ブース写真・出店情報・SNSなど、事業の実態を具体的に記入することが審査通過のポイントになります。

Q. 店舗がない場合でも大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。出店情報を詳しく書くこと、SNSのURLを記載することで代替できます。

Q. 食品を販売しているので営業許可が必要ですが、必要書類になりますか?

A. 販売する商品によっては営業許可証の提出を求められる場合があります。
食品・飲食系で製造販売の場合は、営業許可証の提出が必要です。

Q. 審査にどのくらいかかりますか?

A. 通常1週間程度です。書類の不備があると追加確認が入る場合があります。次の出店に間に合わせたい場合は、余裕を持って申し込むのがおすすめです。

Q. PayPay以外のキャッシュレス決済も同時に導入した方がいいですか?

A. 最初はPayPayだけでも十分です。出店に慣れてきたタイミングでSquareやAirペイなどを検討するのがおすすめです。複数サービスの比較はこちらの記事で。

Q. 審査に落ちてしまったらどうすれば良いですか?

A. 多くの場合、書類の不備や情報の不足が原因です。
不備や不足を修正して再申請することができます。

まとめ

ステップ内容所要時間
STEP 1仮登録(基本情報の入力)約1〜2分
STEP 2書類提出・詳細入力約15〜30分
審査PayPay側での審査通常1週間程度
STEP 3QRコード受け取り・利用開始届いたらすぐ

個人で実店舗がなくても、PayPayを導入することは可能です。

一番大切なのはSTEP 2の詳細入力で事業の実態をしっかり伝えること

PayPayが新たなお客さんに出会えるきっかけになるかもしれません!

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※初期費用・月額費用0円、決済手数料のみ


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