マネーフォワード クラウド歴3年|使った正直な感想とデメリット

会計ソフト何使ってる?マネーフォワードのはなし 番外編

日々の記帳作業に確定申告。何を使えば良い?
マネーフォワード クラウドってどうなの?

私は焼菓子店を営みながら、マルシェに出店している個人事業主です。

お店をオープンして今まで、帳簿は手書きとExcelB(フリーの会計ソフト)から始めて、freee、弥生会計を使って、
最終的にマネーフォワード クラウドに落ち着きました。

5つ渡り歩いた菓子店店主がマネーフォワードに落ち着いた理由とどんな使い方をしているか、まとめました。

よかったところも、ちょっと困ったところも、そのまま書いていきます。

※ 記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

  1. 結論:事務作業に時間を取られたくないなら、マネーフォワード
  2. この記事を書いているのは、こんな人です
  3. 手書き・ExcelB・freee・弥生を経て、マネーフォワードに落ち着くまで
    1. 手書きとExcelBの頃
    2. freeeを試した頃
    3. 弥生会計を使った頃
    4. そしてマネーフォワードへ
  4. 料金プランはどれを選べばいい?
    1. 個人向けの3プラン(すべて税抜・12月1日に料金改定)
    2. パーソナルミニとパーソナル、どっちが合う?
        1. パーソナルミニが合う人
        2. パーソナルが合う人
        3. マルシェ出店者だと、たとえばこんな感じです。
    3. 1日あたりで見ると
  5. 青色申告65万円控除も、ソフトの中で条件を満たせる
  6. 使ってみて、本当にラクになったこと
    1. 入力ミスと記入漏れが、ほとんど消えた
    2. 入力する取引そのものを減らす
    3. 出店の売上が、自動で取り込まれる
    4. ネットショップの売上も、同じ場所に集まる
  7. 正直に残念な点・デメリット
    1. 慣れるまで、どこに何があるか迷った
    2. 銀行やカードの連携が、ときどき切れる
    3. 自動で提案される勘定科目は、修正が必要なこともある
    4. 連携が重なると、同じお金が二重に入ることがある
    5. 12月1日から、料金が上がる
  8. 始め方は3ステップ
    1. STEP1 無料で登録する
    2. STEP2 銀行・カード・レジを連携する
    3. STEP3 仕訳のルールを決める
  9. よくある質問
    1. 簿記がわからなくても使えますか?
    2. 銀行・カードを連携して大丈夫ですか?
    3. 無料のままでは使えませんか?
    4. まだ開業届を出していないのですが
    5. 何が経費になるか、迷ったときは?
    6. マネーフォワード、合わなかったらどうすればいいですか?
  10. まとめ:まずは、口座をひとつ連携するところから

結論:事務作業に時間を取られたくないなら、マネーフォワード

先に結論から。

個人事業主で、青色申告をしていて、帳簿づけにできるだけ時間をかけたくない。
そんな人なら、マネーフォワード クラウドは使いやすいと思います。
私が使っているのは、パーソナルプランです。

プランは3つあります。違いは、このあと表にまとめています。選び方についても、順番に書いていきます。


「もう決めていて、あとは登録するだけ」というあなたは、先にこちらからどうぞ。

👉 マネーフォワード クラウドの公式サイトを見てみる

この記事を書いているのは、こんな人です

冒頭でも少し書きましたが、もう少しだけ私のことを。

お店で販売しているのは、焼菓子とシフォンケーキ。製造・販売から事務仕事まですべてひとりでやっています。
確定申告は自分で青色申告をしていますが、簿記の資格は持っていません。

マネーフォワード クラウドは3年使っています。プランはパーソナル。

このソフトは、銀行口座やクレジットカード、レジなどと連携して使えます。
連携しておくと、お金の出入りが自動で帳簿に入ってくるので、自分で打ち込む手間が減ります。

  • 事業用の銀行口座
  • 事業用のクレジットカード
  • レジアプリ
  • ネットショップ(STORES)

手書き・ExcelB・freee・弥生を経て、マネーフォワードに落ち着くまで

私が連携しているのは、この4つです。

「ほかのソフトと、比べてどうなんだろう?」
そう思いますよね。

私の場合、比べたというより、順番に使ってきました。

手書きとExcelBの頃

最初は、ノートに手書き。
それと一緒に、ExcelBというフリーの会計ソフトも使っていました。

どちらも、レシートを見ながら自分で書く・打ち込むやり方です。

いちばん困ったのは、数字が合わなかったり、入力ミスに気づいたときです。
どこかでまちがえているのはわかる。でも、どこなのかがわからない…。
レシートと通帳とノートと画面を1行ずつ見比べて、ミスの場所を探すだけで数時間かかっていました。

帳簿をつけることより、この「合わない原因探し」が、とてもしんどかったです。

freeeを試した頃

次に試してみたのがfreeeでした。
しかし、なかなか使い方に馴染むことができずにお試し期間が終了してしまいました。

弥生会計を使った頃

弥生会計は有名だし、もちろん必要な機能はひと通り揃っていて、確定申告の書類もつくれます。
実際に一度、弥生会計での青色申告も経験しています。ソフトに不満はありませんでした。

そしてマネーフォワードへ

でも、この帳簿づけの作業がもっとラクにならないかなと思い、試してみたのがマネーフォワード クラウドでした。
最終的に、ここに落ち着いています。

正直、使い慣れるまでは、少し時間がかかりました。
それでも、銀行やクレジットカード、レジなどを連携することにより、入力の手間がいっきになくなり管理がとても楽になりました。

そして「合わない原因探し」がほぼなくなりました。
何も生まない作業に、時間を取られなくて済むようになった。
私にはそれがいちばん大きかったです。

料金プランはどれを選べばいい?

いちばん迷うところだと思います。
プランがいくつかあって、ぱっと見では違いがわかりにくいんですよね。

先に書いてしまうと、インボイス登録をしていないなら、まずはパーソナルミニから始めるのがおすすめです。

個人向けの3プラン(すべて税抜・12月1日に料金改定)

プラン 払い方 今の料金 2026年12月1日から
パーソナルミニ 年払い 10,800円(月あたり900円) 10,800円(変わらず)
パーソナルミニ 月払い 1,280円 1,680円
パーソナル(★私が使用) 年払い 15,360円(月あたり1,280円) 22,560円(月あたり1,880円)
パーソナル(★私が使用) 月払い 1,680円 2,880円
パーソナルプラス 年払い 35,760円(月あたり2,980円) 38,160円(月あたり3,180円)
パーソナルプラス 月払い ―(年払いのみ) ―(年払いのみ)

12月1日から、料金が変わります。
いちばん上がるのは、私が使っているパーソナルで、年払いが22,560円に。

すでに契約している人は、12月1日以降に来る更新日から新しい料金になります。(出典:マネーフォワード クラウド公式のお知らせ)
導入を決めているなら、11月中に年払いで申し込んでおくと、次の更新までは今の料金で使えます。

ミニもパーソナルも、1年使うつもりなら、月払いより年払いのほうが安くなります。

パーソナルミニとパーソナル、どっちが合う?

いちばんの分かれ目は、消費税の申告があるかどうかです。
インボイス登録をすると、消費税の申告が必要になります。
パーソナルミニは消費税の申告に対応していないので、インボイス登録をしているなら、パーソナルを選ぶことになります。

パーソナルミニが合う人
  • インボイス登録をしていない(消費税の申告がない)
  • レシートを撮影して取り込むのは、月15件くらいまで(紙のまま保管する人も、こちら)
  • まずは、確定申告を自分で済ませられるようにしたい
パーソナルが合う人
  • インボイス登録をしている、またはこれから登録する予定がある
  • レシートの撮影が月15件を超えそう(ミニは16件目からプランの変更が必要です)
  • 売上や経費のレポートを見て、お店の数字をつかんでおきたい
マルシェ出店者だと、たとえばこんな感じです。

月に1〜2回、週末のマルシェに出ている。
インボイス登録はしていなくて、材料や資材はネットでカード払いが多い。
レシートは紙のまま保管している。
→ パーソナルミニ

焼菓子を、カフェや雑貨屋さんに卸している。
取引先から、インボイス登録をお願いされた。
→ パーソナル

材料や包材は、近くのお店で買うことが多い。
気づくと、レシートが毎月たまっている。
紙のまま管理するのではなく、スマホで撮って取り込んでおきたい。
→ パーソナル(ミニだと、撮影して取り込めるのは月15件までです)

お店やネットショップもやっていて、どこでどれだけ売れているのかを数字で見たい。
→ パーソナル

銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込む機能は、パーソナルミニでも使えます。
「連携して入力を減らしたい」が目的なら、ミニからでも始められます。
ミニで始めて、あとからパーソナルに変えることもできます。

電話で相談しながら進めたい人には、パーソナルプラスもあります。

1日あたりで見ると

パーソナルミニを年払いにすると、1日あたり約30円。12月以降も変わりません。

パーソナルは、今の料金で1日あたり約42円。
12月1日からは、約62円になります。

高いか安いかは、人によって感じ方が違うと思います。
私は、あの「数字が合わない原因探し」がなくなったことを考えると、今の料金に納得して払っています。

プランで悩んで手が止まるくらいなら、先に登録だけしてしまうのもひとつです。
登録は無料で、クレジットカードの登録もいりません。
1ヶ月の無料期間が終わっても、自動で有料に切り替わることはないので、いきなり請求がくる心配もありません。

\お試し期間のクレカ登録なし/

マネーフォワードをはじめてみる

30日間無料・クレジットカード不要

青色申告65万円控除も、ソフトの中で条件を満たせる

お金の話も、少しだけ。

青色申告をすると、最大65万円の控除が受けられます。
控除が大きいほど、税金がかかる所得が少なくなります。

ただ、それで税金がいくら変わるかは、所得や税率によって違います。

65万円の控除を受けるには、複式簿記で帳簿をつけたうえで、
e-Tax(電子申告)で申告するか、優良な電子帳簿保存をしていることが主な条件です。

マネーフォワード クラウドは、複式簿記の帳簿づけから、青色申告決算書・確定申告書の作成、e-Taxでの申告まで対応しています。
パーソナルミニでも、ここまでできます。

つまり、65万円控除の条件を、ソフトの中で満たせるということです。
条件を自分でひとつずつ調べなくても済むのは、会計ソフトを使う理由として、けっこう大きいと思います。

確定申告が必要かどうかの目安や、青色申告と白色申告の違い、経費にできるものは、こちらにまとめています。
制度のことから知りたいときは、先にどうぞ。

イベント出店の確定申告|いくらから必要?経費と帳簿の話
マルシェ・イベント出店の売上、確定申告はいくらから必要?副業の場合と個人事業主の場合に分けて、申告が必要になるライン、経費にできるもの、帳簿の始め方、会計ソフトの選び方まで解説します。

使ってみて、本当にラクになったこと

入力ミスと記入漏れが、ほとんど消えた

まず変わったのが、これ。

事業用の口座とカードを連携したので、明細が自動で入ってきます。
自分で打ち込まなくなったら、桁をまちがえる、1件まるごと入れ忘れる、というミスがほぼなくなりました。

通帳の数字と合わなくて、ミスの場所を何時間も探す必要もありません。
「重複チェック」のボタンひとつで、同じ取引が二重に入っていないかも確かめられます。

入力する取引そのものを減らす

これはソフトの機能というより、使い方の話です。

事業の支払いは、できる限り事業専用のカードを使用して、基本的には現金で払うのをやめました。

現金で払うと、結局レシートを持ち帰って自分で入力することになります。
払い方を変えただけで、手で入力する取引そのものが減りました。
地味ですが、これがけっこう効きました。
カードで払った分は、連携しておけば明細ごと入ってくるので、確認して登録するだけで済みます。

出店の売上が、自動で取り込まれる

私はレジアプリを、マネーフォワード クラウドと連携しています。
すると、出店した日の売上が、翌日には連携されています。

ネットショップの売上も、同じ場所に集まる

ネットショップの売上も、連携しています。
レジで売った分も、STORESで売った分も、連携サービスから取り込めます。

👉 マネーフォワード クラウドを無料で登録してみる(公式サイト)

正直に残念な点・デメリット

いいことばかりでは信用できないと思うので、デメリットも書きます。

慣れるまで、どこに何があるか迷った

最初のうちは、やりたいことがどのメニューにあるのかわからなくて、画面を行ったり来たりしました。

手書きでもExcelでも、一度自分で帳簿をつけたことがあるなら、慣れていけると思います。
逆に、帳簿づけそのものが初めてだと、操作と会計の言葉を同時に覚えることになります。

銀行やカードの連携が、ときどき切れる

銀行やカードとの連携が、ときどき切れることがあります。
そうした場合は、再度ログインし直します。

自動で提案される勘定科目は、修正が必要なこともある

明細が入ってくると、勘定科目も自動で提案されます。
ただ、修正が必要な場合もあります。

連携が重なると、同じお金が二重に入ることがある

ネットショップと、銀行口座の両方を連携していると、同じ売上が二重に入ってくることがあります。

私の場合、STORESの売上が銀行に入金されると、STORES側と銀行側の両方から取り込まれます。
そんなときは、取り込まれた明細を確認するときに、STORES側を「対象外」にして二重に記帳しないよう注意します。
対象外は、まとめて設定することもできます。

12月1日から、料金が上がる

2026年12月1日から、料金が改定されます。
いちばん上がるのはパーソナルで、年払いだと15,360円から22,560円になります。

パーソナルミニの年払いは、10,800円のまま変わりません。
インボイス登録をしていないなら、ミニから始めるのもひとつです。

始め方は3ステップ

初期設定でやることは、大きく3つです。

STEP1 無料で登録する

メールアドレスとパスワードを決めるだけで始められます。
クレジットカードの情報はいりません。

STEP2 銀行・カード・レジを連携する

事業で使っている口座とクレジットカードを登録します。
レジアプリやネットショップを使っているなら、一緒に連携しておくと後がラクです。
ここまでやれば、明細が自動で入ってくるようになります。

STEP3 仕訳のルールを決める

入ってきた明細に、「仕入高」「消耗品費」と科目をつけていきます。
一度つけておくと、次からは同じ科目が提案されやすくなります。

いきなり1年分ではなく、まずは直近の1ヶ月分だけ触ってみてください。
自分のお店でよく使う科目が、だんだん見えてきます。

STEP2からは、後日でも大丈夫です。
まずはSTEP1、アカウントをつくるところまで。

\お試し期間のクレカ登録なし/

マネーフォワードのアカウントを作ってみる

30日間無料・クレジットカード不要

よくある質問

簿記がわからなくても使えますか?

勘定科目は候補から選ぶ形です。
一度つけた科目は次から提案されやすくなるので、迷う回数はだんだん減っていきます。

仕訳の考え方で迷ったときは、公式サポートサイトの仕訳・税区分ガイドが参考になります。
売上・仕入・経費・カード払いなど、よくある取引ごとに仕訳の例がまとまっています。

操作方法に困ったときは、画面からチャットで質問することもできます。

銀行・カードを連携して大丈夫ですか?

マネーフォワードは、金融庁の制度で「電子決済等代行業者」として登録されている会社です(関東財務局長(電代)第3号)。
銀行の口座の情報を取り込むサービスを行うには、この登録が必要です。

連携のしかたは、銀行によって違います。
銀行の画面で認証する方式(API連携)なら、マネーフォワードにIDやパスワードを預けることはありません。

詳しくは、マネーフォワードの公式ページで確認できます。

無料のままでは使えませんか?

無料で使えるのは最初の1ヶ月です。
申告まで済ませるなら、そのあとは有料プランが必要になります。

まだ開業届を出していないのですが

青色申告をするなら、開業届と青色申告承認申請書が必要です。
手続きについては、こちらにまとめています。

副業でイベント出店、開業届は必要?税金・確定申告の基礎知識をわかりやすく整理
副業でイベントやマルシェに出店したら開業届は必要?税金・確定申告が必要なタイミング、経費にできるもの、開業届の出し方まで、初心者向けにわかりやすく整理しました。

何が経費になるか、迷ったときは?

何が経費になるか迷ったときは、税務署や税理士さんに確認しましょう。

マネーフォワード、合わなかったらどうすればいいですか?

無料の1ヶ月のあいだに合わないと思った場合は、特に手続きの必要はありません。

まとめ:まずは、口座をひとつ連携するところから

  • インボイス登録をしていないなら、まずはパーソナルミニから(年払い10,800円・税抜)
  • インボイス登録をしているなら、パーソナル(年払いで月あたり1,280円・12月1日からは1,880円・税抜)
  • 青色申告の65万円控除の条件も、ソフトの中で満たせます(パーソナルミニでも)
  • 銀行・カード・レジ・ネットショップを連携すると、入力の手間が減ります

私は、マネーフォワード クラウドにしてから、帳簿の時間がぐっと減りました。

最初から完璧にやろうとしなくて大丈夫です。
まずは登録して、口座をひとつ連携してみるところから。

登録は無料で、クレジットカードの登録もいりません。
無料期間が終わっても自動で有料に切り替わることはないので、合わなかった時もそのままにしておいても大丈夫です。

\まずはお試しから/

マネーフォワードを無料で使ってみる

30日間無料・クレジットカード不要